kban に関する要望と既知の不具合の一覧


目次


 

表示系の要望

(追加) margin をつける
図面の端に margin を追加する。
(追加) [View]->[Window]
マウスを用い、表示されるべき矩形を指定できるようにする。
(追加) [View]->[Pan]
マウスでクリックした位置が、画面の中心となるようにする。
(追加) 自動再描画
編集作業中に再描画の必要がある時には、自動再描画できるようにするオプションを付ける。
(追加) 再描画の最適化
今のところ、内部の都合上、再描画が故意に 2 回行われることがあるが、これをできるだけ避けるようにする。
(改良) NT での更なる拡大表示
Windows NT において 83 dot/0.1 inch よりも更に拡大表示できるようにする。
(改良)ライン表示の場合でも、ホールが見えるようにする
(改良)スクロールの改良
スクロールボックスをクリックした場合、移動量固定ではなく、画面のサイズ程度スクロールするようにする。
 

編集系の要望

(改良) 配置系の機能における座標の検査
配置系の機能において、マウスにより指示された座標が有効であるかどうかを検査する。例えば、[Edit]->[Paste] の際、一部のアイテムが図面の限界の外に出てしまう場合は、それを抑制するようにする。
(改良) [Function]->[Purge]
[Function]->[Purge] で pin の整理も行うようにする。
(改良) [Place]->[Component]
[Place]->[Component] で部品名を一度入力したら、次回の入力の時にも憶えているようにする。designator も同様。
(改良) line 右クリックによる floating menu
default の状態において、line の body を右 click することにより、 Aperture Change と Layer Change を含む floating menu が表示されるようにする。
(改良) block 右クリックによる floating menu
default の状態において、block の範囲を指定したあと、その領域を右 click すると、Save Blocked Region を含む floating menu が表示されるようにする。
(追加) 複数の長方形による選択
複数の長方形の組み合わせによる選択をできるようにし、後に cut & paste 等を行えるようにする。
(追加) aperture の一括変更
default の状態において、個別の item を選択できるようにする。後に cut & paste 等を行えるようにする。
(追加) [Edit]->[Pull]
[Edit]->[Pull] で動かそうとする対象の点に pin がある場合は、それも動かす。どの layer の pin を動かすかは要考慮。
(追加) 左右反転
部品を左右反転できるようにする。
(追加) コンポーネント簡易作成機能
選択したものをコンポーネントにできるようにする。
(追加) コンポーネントの移動
コンポーネントをドラッグして移動できるようにする。
(追加) ベタパターン簡易作成機能
任意の長方形領域を塗りつぶすような、簡易ベタパターン作成機能を付ける。
 

その他の要望

(改良) 内部での距離・座標系の単位の変更
DOS 版の kban で作成したデータを誤差なく読込めるようにするため、また、grid で 2.540 mm / 6 等を搭載するために、 内部での距離・座標系の単位を 1 mm / 1000 から 1 mm / 3000 に変更する。
(追加) ガーバーファイルの出力
基板業界で良く使われているガーバーフォーマットでファイルを出力できるようにする。
(追加) 各種情報の保存
kban の window の位置、大きさ、また、snap の是非、grid, layer, zoom 等の値を保存できるようにする。
(改良) aperture の入力
aperture の入力の際、ROUND や SQUARE に対して、height が指定できるようになっているが、これをできないようにする。
(追加) 誤配線の検出
CE の utility の一つである cnet が出力する netlist と実際の基板上の接続を照合し、誤配線を検出する。
(追加) 導通チェック機能の追加
クリックした所と、導通している部分を、色を変えるなどして確認できるような機能を搭載する。
 

既知の不具合

OBLONG の表示
縦長の OBLONG が正しく表示されない。

Kazu Hirata <khirata@edlab.cs.umass.edu> (either in Japanese or in English)

Last Updated: Jul 01, 2001